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Atsugi 2017


 
 中学1年生のとき飛行機に憧れ、初めてここに立ってからあっという間に半世紀が過ぎた。ご無沙汰していた米海軍機のメッカ厚木基地。来年(2018年)定年退職すれば子供のころに戻って好きなだけ通うことができるとゆったりと構えていたのだが、2017年から空母飛行部隊の岩国基地移転が始まると言うニュースに少しあわてた。多少無理をしても、今後会えなくなる飛行機たちを今年中に少しでも撮影しておかなければならないと、決意して立ち上がったのである。
 現在では、滑走路南側にはゆとりの森公園とスポーツ公園があり、園児のための遊戯施設からサッカー、野球場、テニス場がゆとりある空間にひろがっている。そして北側は少し離れて、いずみの森公園があり、水鳥たちが浮かび、時々カワセミの声が聞こえる池に、釣り糸を垂れる人々など、のどかな風景を見ることができる。両公園共老若男女誰もが楽しめるようにきれいに整備されており、休憩する場所はいくらでもある。ずっとまえ、夏の炎天下、冬の凍える寒さの中で何一つ遮るもののない原野でひたすらじっと、あてもない新鋭機の飛来を待っていた時代と比べると夢のような環境である。
 今横須賀はロナルド・レーガンの母港である。入港前に空母上のすべての艦載機が厚木に飛来し、ここを基地にして訓練飛行などが行われる。
 おもえばベトナム戦争たけなわのころ、三軍記念行事のひとつとして厚木基地が公開され、毎年めまぐるしく入れ替わる新鋭機の展示に興奮した。横須賀、佐世保にはベトナム戦争に疲弊した空母が絶え間なく入港した。やがてベトナム戦争も終わり横須賀が米空母の母港となり、厚木では三軍記念にかわって毎年WINGSと呼ばれる国内最大規模の航空ショーが二日間にわたって開催されるようになった。
 このころが厚木基地の全盛期であったようだ。その後近隣に住宅が増え、騒音問題が徐々に加熱し、ついに航空ショーの中止に追い込まれたとき、またひとつの時代が終わったなと思った。そして今回の岩国基地への移転。航空ファンのメッカ厚木基地は普通の飛行場になる。
 幸いになことにその最後の年にFCLP(空母着艦訓練)が厚木基地で実施され、なんとか満足行く映像を収めることができた。2017年に撮った厚木基地(たぶん)最後の雄姿をごらんください。
 2017年8月に早期警戒機E-2Dの部隊が岩国に移転。11月28日、続いて3飛行隊のF/A-18E、EA-18Gが移転した。
2017年12月6日記
飛行隊:
・VAW-125 Tigertails E-2D #600~
・VAQ-141 Shadowhawks EA-18G #500~
・VFA-195 Dambusters F/A-18E #400~
・VFA-115 Eagles F/A-18E #300~
・VFA-27 Royal Maces F/A-18E #200~
・VFA-102 Diamondbacks F/A-18F #100~
・VRC-30 Det.3 Providers C-2A
・おまけ・・・ATAC HUNTER

主な撮影機材:
・Nikon D3
with AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G ED VR
・Nikon 1 V3
with 1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6
・OLYMPUS OM-D E-M1 M2
with M.ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO

ロケーション:
厚木基地周辺

撮影日:
2017年3月15日
2017年3月20日
2017年5月1日
2017年5月2日
2017年9月2日
2017年9月5日
2017年12月1日


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