t33 t33 t33 t33
t33 c1 c1 c1


11時ころ現地到着。ちょうどYS-11のフライトが終了したところ。「なんだこれは!」その雑踏に驚く。飛行場に入るなりエプロンは真夏のショーナン海岸。ゴザとかビーチマットとかが敷き詰められ、そのすき間になんとか人がやっとすれちがえるほどの、自然にできた一本の歩道。その通路は朝の新宿駅なみの混雑で、人影の間からはるかかなたの列線に地上展示機のキャノピーだけが小さく見える。これは初詣のお宮に至る行列と違って、いくら並んでいても自分の順番は回って来ない。展示機を拝観することはできないのである。ポールポジションは朝早くから詰めかけた見物客で占領されており、椅子、脚立などで難攻不落の要塞が構築されている。

飛行場全体がこんな調子で、展示飛行が始まると皆立ち上がるから、自分の頭上の空間さえ確保するのが困難となる。つまり空に向けて写真を撮ることすら難しい状況である。私はせめて空を見ようと、どんどん後退りして、ついに背後の飛行機格納庫にへばりついた。エプロンは格納庫から若干の傾斜がついているのでいくらか視界がひらける。しかし180°は格納庫によって完全に視界がさえぎられるから映画を見ているような感は否めない。がまんがまん。(あ、それからあの脚立はやめたほうがいいと思いますね。とくにこのような混雑時は後ろで首を曲げながら空をあおいでいる人たちがかわいそうですもの。)まあ、何しろすごい混雑ぶりで動けない。「もう二度と来ない。」なんて悲鳴をあげるご家族連れもいた。

地上の混雑をよそに空は秋晴れ。この日のターゲットはT-33。これで見納めになるかもしれない、T-33の4機編隊と特別塗装のソロが自由な空を駆けた。


tony@wetwing.com TOPICS