jetplane dayton title
1998年5月29日
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ライト兄弟、ライト家族のすんでいた町デイトン。ライト兄弟が自転車屋をやっていたデイトン。飛行機の研究をしていたデイトン。ここにはライトの歴史、飛行機の歴史がある。ここではライト兄弟が今でも町中で尊敬されている。ここでライト兄弟の事を悪く言うと、逮捕されるか射殺されそうである。ここはライト兄弟そのもの。ライト兄弟に興味の無いひとは訪れてはいけない町。他に見るべきものはないから。ライト兄弟が好きな人、飛行機に興味のある人は絶対行かなくてはならないところです。

WRIGHT CYCLE
WRIGHT CYCLE CO.
まずは、サウス・ウイリアム通り22番地に今も建つライト自転車店。1895年から1897年までライト兄弟はここで自転車屋と印刷屋を経営していた。飛行機について最初に調査を開始した場所でもある。現在建物の中はちょっとした博物館になっていて、ライト兄弟の使った道具、機械類、当時の自転車、写真などが展示されている。この周辺にはこの自転車店だけでなく、色々なライトゆかりの建物が残っている。オービル・ライトの生誕地である。連絡先513-443-0793、開館時間:土曜日10時〜16時、日曜日正午〜16時、その他の時間は予約が必要。入場無料。
flyer III 1905
WRIGHT FLYER III 1905
次はサウス・パターソン通り2001番にあるカリロン歴史公園。この中にあるパビリオンの一つ、「ライト・ホール」の中に1905年にハフマン牧場で実験したフライヤーIIIが展示されている。60パーセントは当時残っていた部品を使ってレストアされた本物に近いレプリカ。オービルが復元に立ち会っている。周りが回廊になっていて見学しやすい。エンジン、カメラなども展示されている。歴史公園の入場料は大人2ドル。子供1ドル。建物の入場は自由。
van cleve 1901
VAN CLEVE 1901
同じく歴史公園の中、「ライト・ホール」の向かって左側にライト自転車店を復元させた建物がある。その中はデイトンにおいて開発された機械や有名、無名なメーカの製品が展示されてあり、デイトン物産展のような具合だが、そのなかにライト兄弟が製造販売した実物の自転車を見ることができる。1901年に発売されたこの自転車は「バン・クリーブ」の商標名がつけられていた。その洗練された形にライト兄弟の意匠デザインサンスも伺い知ることができる。
huffman
HUFFMAN PRAIRIE
ライト・パターソン空軍基地の敷地の中にあるハフマン・プレイリー(かつて牧場だったところ)。ライト兄弟はキティホークで初飛行に成功した後は、ほとんどここで飛行実験が行われた。起伏のない牧草地は飛行実験に最適だったことだろう。ライトフライヤーIIIもここで実験されたわけだ。当時の飛行機格納庫が復元されているが、ただ広いだけで他に何もない。各コーナーに旗が立てられていて当時の飛行実験場の境界線を示している。
flyer b
WRIGHT B FLYER
市内から南に下ったところにあるライトブラザーズ飛行場には、本当に飛ぶライトBフライヤー(ライトモデルB)がある。これを製作し運営しているのは地元の愛好家団体。格納庫、飛行場内に入るのはフリー。このフライヤーBは完全なレプリカで強度を増すために金属構造部材が使用されており、エンジンもライカミングに置き換えられている。複座のため観光客を乗せて飛ぶことができる。飛行場は小さく、滑走路の脇でその飛行を見学できる。このほんの少しの飛行を楽しむ料金は125ドル。営業時間は火曜、木曜、土曜日の9時から午後2時まで。連絡先513-885-2327。


military
MILITARY FLYER
デイトンの真打ちは、なんと行っても「アメリカ空軍博物館」。航空博物館としてその展示数、展示面積は世界一。航空ファン垂涎の宝物の宝庫である。ゆっくり見るには二日間は必要だろう。ライト機から最新の機体まで、また実験機も展示されている。この博物館にライト・ミリタリーフライヤーと同モデルBが展示されている。このミリタリーフライヤーはレプリカだが、忠実に再現されている。左の写真はミリタリーフライヤーである。ベントエンド・プロペラがよくわかる。世界最初の実用飛行機であり、米陸軍が最初に購入した機体である。


model b
MODEL B modified
これは同じくUSAFMに展示されているライト・モデルBだが、かなり大幅に、恐ろしく改造されている。1916年にロングアイランドのミネオラというところで、陸軍の訓練に使用されていた機体とのこと。エンジンがローゼンバーガー8気筒の75馬力という強力なものに置き換えられている。操縦系はスティックではなく車のようなステアリングホィールになっている。横の操縦はライト機が好んで使った撓み翼ではなく、近代的なエルロンになっている。車輪はオリジナルでは4輪だが、これは2輪。前方に張り出した垂直安定板は細長くなっている。フランクリン博物館のオリジナルモデルと比較すればわかるように、これはもうモデルBと呼べるかどうかわからないくらい、徹底的に改造されている。改造が果たしてライト社で行われたものかどうかはわからない。


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