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静岡県警ヘリコプター


殉職された静岡県警航空隊長を含む5名のパイロットと搭乗者の方々のご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような事故が起こらないように、事故原因の究明と防止策の実施を切に望むものです 2005.5.4
静岡県警ヘリコプター、アグスタA109K2
5月3日午後4時ころ静岡県清水区の住宅街に静岡県警のヘリコプター(JA11PC)が墜落炎上した。
墜落したヘリコプターは同県警が2001年から運用しているイタリア製のアグスタA109K2型。A109原型の初飛行は1971年と古いが同K2型は比較的新しく1992年に初号機を納入している。日本では95年の富山県警への納入が最初だと思われる。K2型はもともと山岳救助活動向けに開発されたというだけあってホバリング能力が高いのが特徴。スイスREGA(航空レスキュー隊)の救難ヘリとしても有名である。主な仕様は、ローター直径11m、機体全長11.44m、エンジンはチュルボメカ製737馬力2基、自重1650kg、総重量2850kg、最大巡航速度265km/h、地面効果内ホバリング限度5300m、航続距離806km

アグスタA109K2 アグスタA109K2 AGUATA A109K2 AGUATA A109K2
上の写真は恒例の航空自衛隊静浜航空基地のエアショーで軽快な飛びっぷりを披露していたアグスタA109K2「ふじ1号」(JA11PC)
BELL 206B ベル206B
左の写真二枚はアグスタA109K2が導入されるまで使用されていたベル206B(JA9207)すでに退役済み。
ユーロコプター ドーファン
幹線道路の守備範囲の広い静岡県警では航空隊も充実しており、新しい機材が導入されている。左は同県警で「ふじ1号」と共に運用されている「ふじ2号」ことユーロコプターAS365N3ドーファン(JA22PC)

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