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河口湖自動車博物館の零戦


 
 原田コレクションにあたらしく52型が加わったということなので、久々に河口湖自動車博物館・飛行館に行って来た。最後にここを訪れてから5年になる。その時は21型が完成していた。本日はその21型と並んで52型を見ることができた。21型は以前来た時とは異なる塗装で、尾翼のAI-101は赤城戦闘機隊のもの。真珠湾攻撃の際の飛行隊長板谷茂少佐の搭乗機のものと思われる。
 52型は濃緑色と塗装で尾翼はノーマーク。胴体の撃墜マークはどこかで見たことがある。ごらんのようにカウリングを外した状態で展示されていた。この博物館における復元作業はできるだけオリジナルの部品をそのまま利用して復元されており、80パーセントくらいがオリジナルの部材をつかっている。さすがに外板は腐食が激しく、すべて新しいアルミ合金で置き換えられているが、中身は結構そのまま使えるくらい状態が良いらしい。21型は12年、52型は10年の歳月をかけて復元された。

【日時】2008年8月24日
【場所】河口湖自動車博物館 山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
【入館料】大人:1000円、子供:500円(15歳以下)8月のみオープン
【撮影機材】COOLPIX P5100
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