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Old Rhinebeck


 
 ニューヨークのマンハッタンから北へ120マイル、ハドソン川の東にある小さな町ラインベックには、古き良き時代のバーンストーミングが今でも残っている。ロングアイランドのポートワシントン(我が家がそこにあった)から約2時間半。ロングアイランドからホワイトストーン・ブリッジを渡り、ブロンクス地区を通ってタコニック自動車道を北上、ルート308に出たら西へ、ハドソン川の方に向かって走るとラインベックの町に出る。おっと、町とは言いがたい、何もない静かな田舎だ。さらにルート9と交差したら、右折するとオールド・ラインベック・エアロドローム(昔、飛行場のことをエアロドロームと呼ぶのが流行った時期があった)の看板が見える。

 故コール・パーレン氏のコレクション。フォッカー、カーチス、デハビラント機...等が夏期5月から10月には、週末土、日の午後2時半から4時まで古典的なエアショーを繰り広げる。古典的なと言うのは空軍基地などで毎年恒例に繰り広げられるオープンハウスや、商業目的のトレード・エアショーではなく、昔ながらの複葉機を使用して、芝生の滑走路で、その前には観客のスタンドが設けてある、いわゆるバーンストーミング形式のエアショーである。入場料は7ドル。25ドル出せばニュー・スタンダードD-25複葉機で、ハドソン河上空を遊覧飛行させてくれる。 写真は1989年から1993年にかけて撮影。

(詳細は「エアワールド」誌、1995・7月号に掲載)
【日時】1989〜1993年
【場所】ニューヨーク州、オールドラインベック
【撮影機材】 NIKON F4 他
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