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大刀洗平和記念館


 
 大刀洗飛行場はもともと陸軍が中国への中継基地として設置したものだが、大戦中(昭和15年10月から20年2月)は大刀洗陸軍飛行学校本校が置かれ、教育隊の中核的な役割を果たしていた。外地や関西以西に18の分校があり、知覧も大刀洗飛行学校の分校である。大戦末期には特攻隊の基地になり、大刀洗基地から知覧に向けて出発していった。現在も大刀洗駅の周辺には当時の施設の跡が残っている。
 大刀洗駅舎が記念館になっており、ここには1996年9月10日に博多湾から引き揚げられた陸軍97式戦闘機が保存展示されている。ほとんど引き揚げられたままの状態で全体を樹脂で固めてあるようだ。

 同機の仕様は、全幅11.31m、全長7.53m、全高3.25m 最大時速460km、航続距離627km、エンジン870馬力、武装7.7mm機銃2挺、生産機数3,386機

 *現在は筑前町立大洗平和祈念館としてきれいに建て替えられ、零戦も展示されているとのこと。 http://tachiarai-heiwa.jp/
【日時】1998年11月7日
【場所】福岡県朝倉郡筑前町大刀洗駅
【撮影機材】 Nikon F100、プロビア
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