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キビタキ

 最近目の内側にも小さな虫が複数飛んでいるため、森の中を飛び回る小鳥とか昆虫を背景のノイズからはっきり区別するのが困難になってきた。とくに木漏れ日の侵入さえ許さない森の奥深く、遠く、小枝から小枝に飛び移る黒ゴマのようなキビタキときたら、まばたきひとつするだけで視界から消える。消えたら最後再び飛び出すのを待つしかない。この条件下で動かない小鳥を認識するのはほとんど不可能なのだ。
 目をシバシバさせてしばらく待つと、キビタキは私の気持ちを忖度してくれたのか、目に優しい距離まで近づいて来て、どうにか超望遠レンズの写程範囲に入ってくれた。しめしめ。

18/5/1 11:24 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO, f4.5 1/640 ISO1250 

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OLYMPUS OM-D E-M1 MARKII