このところツノゼミの仲間をよく見かける。セミに似ているがセミではない、どちらかと言うとヨコバイの親戚らしい。この日マルツノゼミは頼みもしないのに、千枚通しのように伸びた笹の新芽を攀じ登って、細いところまで行きつくと誇らしげに翅を広げた。離陸するわけではなく、わざわざポーズして見せたのである。このあと翅を畳んでもと来た道をいそいそと下って行った。みんな楽しそうだ。左下の写真はオビマルツノゼミだろうか。右下はトビイロツノゼミ(5/12)と思われる。いままでツノゼミの仲間とは無縁だったのに、いきなりのツノゼミブーム。ツノゼミの当たり年だろうか。こう言うサプライズは自然界では良くある。
23/5/10 9:42 OLYMPUS TG-6, 18mm f4.9 1/250 ISO100 w/Flash