昨日からの大雨でずぶ濡れになったアジサイの葉に休むハラアカマルセイボウ。この虫も毎年約束通りに約束の場所に帰って来る。目的はただひとつ地面の中に作るナミツチスガリの巣に卵を産み付けるためだ。今日は気温が低いせいか、いつになく動きが鈍い。飛ぶ様子も無いので、TG-6のマクロ機能で思い切り寄らせてもらった。じっとしている隙に直尺で身長を測れば7㎜。さて、その宿主となるナミツチスガリの方はと言うと、近くにいるセイボウの事など気にせず、コハナバチ等の獲物を求めて元気に飛び回っていた(写真:右下)。
近くの小枝でウグイスが鳴き、上空ではウグイスの巣に卵を産み付けることで有名なホトトギスが鳴いている。この公園の住人たちは子供を自分で育てない親が多い。
22/6/7 9:20 OLYMPUS TG-6, 18mm f6.3 1/400 ISO400 stacking