無農薬栽培のおかげで、この時期青田に小さな昆虫たちを観察することが出来る。上は孵化して間もない日本を代表する稲の害虫クサギカメムシ。今を去ること5年前、かれらは海外進出のため、自動車1万台以上を積載した貨物船に潜んでオーストラリアに密入国し、オーストラリア当局によって取り押さえられ大問題になった札付きのワルである。以降オーストラリアではカメムシに対する検疫が強化された。左下の写真は少し成長した同カメムシ。いかにも悪そうである。カメムシは成長にともなって七変化するのが面白い。
右下は風に揺れる稲穂にしっかりつかまって熱愛中のアジアイトトンボのカップル。トンボは益虫。
23/8/15 12:35 OLYMPUS TG-6, 13mm f5.6 1/250 ISO100 -1.0EV Focus stacking