いつも暗がりで落ち葉めくりをしている臆病で人見知りのはげしいアカハラ。きょうも湿地に広がる枯れ葦のベールの下で食糧探しに没頭していることだろう。どこにいるのかその姿はバードウォッチャーの双眼鏡でも捉えることができない。でもスパイ衛星のような奴の目を欺くことはできなかった。どこからともなくモズが葦原に急降下してきた。突然の威嚇攻撃を受け、あわてふためいて秘密の隠れ家から飛び出てきたアカハラは近くにあった枯れ枝にしがみつた。そして待ち伏せていた鳥写真家たちからに驟雨のようなシャッターを浴びた。
19/1/22 8:50 OLYMPUS E-M1 Mk2 M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14, f8 1/125 ISO250 -0.5