日差しは暖かいが風は冷たく、木道の一部にはうっすらと霜が降りていた。
まばらに立つ冬枯れの樹木が細長い影を落とす湿地で、雌雄二羽のアオゲラが木立の間をスラロームのように軽快に飛び回っていた。そしてどこかに消えたかと思うと、時々幹の陰から顔を出してこっちを見るアオゲラ。その動きにあわせて重いカメラや三脚を持って右往左往するカメラマン。アオゲラはそれを楽しんでいる。
23/2/25 8:16 OM SYSTEM OM-1, M.ZUIKO ED 300mm F4.0 IS PRO with MC-14, f14 1/250 ISO200 -0.7EV