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エアレースはアンリミッテド、ジェット、スポーツ、T-6、フォーミュラワン、バイプレーン(複葉機)の各クラスに分かれて行われる。

courseレースはレース場に建てられた何本かのポール(パイロンと呼ぶ)を周回するコースで行われる、いわゆるパイロンレースである。各クラスごとにパイロンコースが定められており、アンリミテッドとジェットが1周8.27マイルのコース、スポーツが6.3マイル、T-6が5マイル、フォーミュラワンとバイプレーンが3.1マイルのコースとなっている。各機は故意にパイロンの内側に入ってはいけない。高度制限があり、飛行機のコクピットがパイロンの高さより低くなるように飛んではいけない。
アンリミテッド・クラスではパイロンコースを5周〜8周(レースによって異なる)して勝敗を決める。

レースの組み合わせ、スターティングポジションを決めるために本戦の前にタイム予選が行われる。本戦に出場できる機数は2002年の大会の場合、アンリミッテッドが24機、スポーツが16機、T-6が18機、フォーミュラワンが24機、バイプレーン・クラスが24機であった。

本戦4日間(木曜日〜日曜日)では数機づつの組み合わせによってレースが行われる。以下アンリミテッドの場合。

予選タイムの速い順番にさらにゴールド(5機)、シルバー(6機)、ブロンズ(6機)、メダリオン(7機)の4つのクラスに分かれてレースが行われる。毎日3回のレースが行われる。第一日目はシルバー、ブロンズ、メダリオンの3レースが行われ、2日目以降はゴールド、シルバー、ブロンズのレースが行われる。

progress第1日目のレースでシルバーレースを1位でフィニッシュした機はゴールドに昇格して第2日のゴールドレースに出場する。第一日目のブロンズレースの上位2機は2日目のシルバーに出場できる。最も遅いグループであるメダリオンは、上位3機が2日目のブロンズレースへの出場、4位から6位の3機は3日目のブロンズレースへの出場権を得る。メダリオンレースでビリ、つまり総合的にビリの1機は最終日である4日目のブロンズレースに出場することができる。どのレーサーも最後までレースに参加できる仕組みである。だたし、初日にビリになった機は良くてもブロンズクラス優勝と言うことになる。

第2日目以降はゴールド、シルバー、ブロンズ、3クラスのレースが行われる。ぞれぞれの機数は6機、7機、7機と言うことになる。この日シルバーレースで1位の機は翌日のゴールドへ、ブロンズからは上位2機がシルバーへの出場権を得る。

第3日目は同様にシルバーから1機、ブロンズから1機が1つ上のクラスに昇格する。

第4日目は最終レース。ゴールド、シルバー、ブロンズ各クラスの決勝がおこなわれる。首尾良く行って、途中棄権がなければ各クラスは8機になっているはずである。最終ゴールドレースの1位が総合優勝となる。

ゴールドレースで優勝するためには、初日に最低限メダリオン(最後尾グループ)の3位以内にいなければならない事がわかる。また最初からゴールドレースに参加した機はどんなにゆっくり飛んでも格下げはないから、最後の決勝まで余裕でコースを回ることができる。

以上アンリミテッド・クラスで勝ち抜くためのルール。各クラスによってルールは微妙に異なる。

なおレース名は第何日目の何レースがを示すために、「アンリミテッド・ヒート2B」と言うようによばれる。「2」は2日目、Bはその日2番目に速いグループのレースであることを示す。つまり2Bは2日目のシルバーレースを意味する。3日目のゴールドレースならば「ヒート3A」となるわけである。スケジュール表などにはこのように表記されるので覚えておくといいだろう。最終日の決勝は単に「アンリミテッド・ゴールドレース」、「アンリミテッド・シルバーレース」と呼ばれている。また毎日、遅いグループの方からレースが開始される。最終日の最終レースはもちろん「アンリミテッド・ゴールドレース」である。

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