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Atsugi SPRING FESTIVAL 2017


 
 今年はいよいよ第5空母航空団CVW-5の岩国移転が今年行われるらしい。と言うことはこれが厚木基地最後の米海軍のイベントになるかもしれない。またひとつの歴史が終わった感がある。そのせいだろうか、例年よりも訪れる人の人数は多かったような気がする。12時半ごろゲートに着いたのだが、列に並ぼうとしても、そこから長蛇の列の最後尾が見えない。最後尾はゲートから南へ約800メートルの地点に発見することができた。
 45分ほどテクテク歩いてやっとゲートをくぐれば、それまでの退屈でやりきれない気持はただちにすっ飛び、基地内の光景の中でワクワク感に包まれる。基地内に轟音が響いている。見上げればワンペアのF/A-18が高速で紺碧の空を引き裂いた。通常任務と言う名目で展示飛行を行っている様子だ。最近では騒音の問題でイベントにおけるデモ飛行は許されないはず。一方地上展示は年々充実し、アメリカ海軍の人は観客に対しサービス満点。パイロットは自ら写真のモデルになって、ヘルメットに酸素マスクなどフル装備の状態でコクピットに座って手を振ったり、日本の軍艦旗を広げたり。サインをしたり、一緒に写真を撮ったり、コミュニケーションが非常に丁寧でぬかりが無い。マクドナルドハンバーガーの店員もびっくりするような笑顔で対応していた。そうとう訓練されているに違いない。アメリカ人ってやるときはやるなぁ。と思うのであった。
 展示は基本的に地上展示のみ、でもやはり「モデル」のおかげで思い切り楽しませてもらった。F/A-18の部隊は5つの飛行隊すべて出演。 E-2Cを運用する早期警戒飛行隊はE-2Dの飛行隊と入れ替わる予定だが、両方の機体が展示された。E-2C、E-2Dの外観的違いはわからない。
 今回は地上展示中心のためソニーのコンデジで、フェスティバルの楽しそうな雰囲気を追った。
【日時】2017年4月29日(土)
【場所】厚木基地
【撮影機材】ソニーRX100V

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