演習開始予定が10時20分だが、その1時間ほど前に着くもすでにスタンド席は満杯で前方シート席も9割り方埋まっている状態。撮影しやすいように青色シート席の最後部(後ろは通路)に陣をとる。その後もさらに観客の数は膨れ上がり通路も通れないほど埋まった。チケットはいったいどれくらい多めに配布しているのだろうか。この無謀とも思える客の入れ方には難波花月もびっくりする。気候は暑くて参ったが二時間ほど我慢すればよいのだ。これが一日仕事となる航空祭などと異なるところで、内容が濃く短時間で終わるのは見るほうにとってありがたい。
前半10:20から11:00までが主に火力装備品の紹介と実弾射撃デモ。後半は11:30から12:00までが戦闘のデモ。正午までで終わりだ。航空ファンにとっては後半のヘリボーン中心の行動が見もの。まずOH-1が状況偵察に現れた後、陸自の主力ヘリが総出演し観客席前で車両の供給、兵隊の降下などを見せるとその間AH-1Sが援護の対地攻撃を見せる。バルカン砲をバリバリ撃つ音とヘリコプターのローターの音が空に響く。最後に全部隊が突撃して幕となる。F-4EJは見られなかったが、他は空挺降下など予定通りに行われ、まずまずの総火演であった。
2005.8.27
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