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川崎と木更津を結ぶアクアライン(片道800円)のおかげで横浜の住民にとって近くて速くなった木更津飛行場。陸上自衛隊第1ヘリコプター団、第4対戦車ヘリコプター隊が所属する。ここで毎年開催される木更津航空祭はエアショーとしてはマイナーだけど、デンキブランをショットグラスであおった時のように、中身は濃く、短時間でほろりと酔える、気軽で庶民的な魅力があるのだ。 |
だいたい20機以上のヘリの一斉離陸、大編隊飛行と訓練展示が主なメニューだが、その年によって若干メニューに変化があるのが楽しい。
とは言うものの私の訪問は2003年以来。実は今AH-64Dアパッチの機動を一度見たかったのである。しかし同機のデモフライトはなく地上展示のみ。先月来、13機以降の追加発注を得られなかった富士重工が政府を訴えるとか訴えないとか言う話が新聞ネタとなったため、悪影響を避けて飛ばさなかったと思われる。一機80億円以上という超高価格を非難する向きもあったからね。 以下そのショーの目玉である大編隊の様子。南北に延びる滑走路に沿って、バタバタという大音響とともに北向きに一斉離陸したヘリ集団はそのまま徐々に高度を上げ、北のかかなたへ消えた。・・・ここで少し間があく・・・。その後時間をかけて、空中で体制を整えたであろう大編隊は北の方角から徐々に空中にゴマを撒いたようにまた姿を現し、機種ごとに編隊を組んで会場頭上をパレード、どこから現れたか固定翼連絡機LS-1、LS-2のコンビがしんがりを務める(LS-1も古いのに頑張ってるなぁ。そう言えばこの日はじめてLS-1の機内を見ることができた)。このときの高度は高く150m以上と思われる。このあと一度東京湾上に出たヘリ集団はゆったりと右に旋回し、再びフォーメーションを少し変化させて西側海上から低空(40〜60m)で飛行場に進入してきた。そして観衆の目の前まで来たところで次々に散開。このとき最後尾のCH-47群の高度はきわめて低く迫力があった。おかげで、私は不覚にもそのローターの風圧でよろめいたのであった。ん〜無念。 この日のパレード飛行の内訳は、AS332x2、OH-1x1、OH-2x1、AH-1x8、UH-60x2、CH-47x13、ヘリ合わせて27機。そして先の連絡機2機。 |
【撮影機材】
NIKON D3, NIKKOR 80-400mm, 18-35mm
2009年10月4日(日) |
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