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丘珠 航空ページェント 2008


sapporo airshow 第25回航空ページェント

ショー前日の13日に新千歳空港に降り立って、札幌駅近くのホテルに2時ころチェックインし、すぐに丘珠空港に下見に出かけた。その時は地下鉄で空港に最も近い栄町(さかえまち)まで12分。そこからタクシーで空港まで行った。有名な花柄のDHC-8が発着していてそれだけで興奮してしまった。しばらくして自衛隊のLR-1が展示のために到着。ただしこの機体は緊急待機のため、予定の地上展示はキャンセルされたから、これが最初で最後のチャンスとなった。
二年に一度丘珠空港で行われる航空ページェント。民間の催しとしては色んな意味で日本一のエアショーだと思う。丘珠空港は札幌駅からバスで25分と交通の便もよい。当日私は駅前のバス停を7時10分に出るバスに乗ったが、がら空き状態で気持ちよく、ゆっくりと座って空港まで行くことができた。これもローカルなエアショーなればこそ。
地上展示のため丘珠空港に到着した陸上自衛隊のLR-1 ベル412EP 北海道防災ヘリコプター エアニッポンネットワークのDHC-8-300 WACO YMF F5C (ドリームエア)
上からセスナ560サイテーション・アンコール朝日新聞、セスナ525サイテーションジェット伊藤組、セスナ560サイテーション・アンコール読売新聞 セスナ525サイテーションジェットとサイテーション・アンコール サイテーション 勢ぞろいしたAS365ドーファン
日本赤十字のセスナ172P DHC-8−300 エアニッポンネットワーク DHC-8-300 エアニッポンネットワーク DHC-8-300 エアニッポンネットワーク
8時開門で8時30分からショーがスタート。オープニングフライトがサイテーションジェット。そしてセスナ172が3機でフライパスするところはエアショーというよりフライインと言う感じだ。
ここの名物はビジネスジェットの3機編隊飛行。今年はセスナサイテーション3機だったから、まるでセスナ社の売込みデモフライトの様だった。ローカルな札幌エアショーだが国際的なトレードショーのような雰囲気さえする。近頃エアショーと言えば自衛隊の航空祭がメインだが、実はこれこそが忘れかけていた本当のエアショーの味かもしれない。 会場には誰でもいつでも座れるベンチシートがあり、ゆっくりと観覧できる。
陸上自衛隊のOH-1のデモ飛行 陸上自衛隊のOH-1のデモ飛行 F/A-18C 岩国VFA-94 F-16C 三沢
エクストラ 300S 室屋義秀 エクストラ 300S 室屋義秀 エクストラ 300S 室屋義秀 エクストラ 300S 室屋義秀
F/A-18C岩国VFA-94 F/A-18C岩国VFA-94 F/A-18C岩国VFA-94 F/A-18C岩国VFA-94

Col M. R. Wiseとは言うものの、ショーを最後に締めたのはアメリカ本土から到着まもない岩国海兵隊基地所属のF/A-18C。機体塗装も新たに、やる気まんまんのデモパイロットは13分間の演技。会場狭しと高速、低速をおりまぜて縦横無尽に飛び回ったすえ、丘珠の短い滑走路でタッチアンドゴーまでやってみせた。デザート色のフライトスーツが輝かしい。さすが海兵隊に雇われていることだけのことはある。いや、このデモパイロットはもしかすると海兵隊員かもしれない(そんなわけない)。 キャノピーの下にはMAG-12の文字と司令官ワイズ大佐のネームがあり、海軍機ながら完全に海兵隊の配下にあることを示している。

航空ページェントが終わってから、札幌駅からバスで70分の定山渓に行って、ゆっくり温泉につかった。
おしまい。

【撮影機材】 NIKON D3, NIKKOR 80-400mm
2008年9月14日

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