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1999年5月23日、富士山こそ見えませんでしたがまずまずの天候。滑走路が短いため地上展示に飛来する飛行機の種類も数も限られており、第11飛行教育団のT-3だけの静浜基地ですが、ここのエアショーの特徴は滑走路から観客(南側駐車場)の距離が極端に近いことです。したがってT-3練習機も格好の撮影ターゲットとなります。百里基地などから比べればそれは飛行機の数と迫力では劣りますが、都心からも東名高速で三時間ほどですから、一度は訪れてみるべきところです。焼津インターチェンジから南に出て150号線をたどって行けばやがて航空祭の看板が飛行場まで導いてくれます。昨年も行ったのですが残念ながら雨で飛行展示は中止でした。今回は前日から晴れが予想されていましたので、NIKON F4に加えてCOOLPIX950デジタルカメラも試しに持っていってみました。デジタルカメラで撮った画像も一枚載せてあります。ごらんください。

t3 ここはプロペラ練習機T-3の巣。普段はいたって静かな小さなローカル飛行場で、それで民家も飛行場に迫って建っている。この日あわせて12機のT-3が上がり、普段取れない主役の座を満喫していたようだった。9:00-9:30
t3
開場と同時に10機のT-3エンジンが始動。小型機でも10機ともなると重い響きが伝ってくり。離陸は2機、3機づつ編隊離陸だった。写真はダイヤモンド編隊で旋回するT-3。9:00-9:30
uh60
UH-60Jはデモが予定されていなかったにもかかわらず、開門前の飛来時に低空で二回、頭上を通過、軽快な飛行を見せてくれた。8:00-
c130
小牧から展示飛行にやってきた第1輸送航空隊第401飛行隊のC-130 はその機動性を思う存分に披露。低空で急旋回を繰り返しデモ。結構迫力があったねこれは。9:35-945
bell
静岡県警も参加。サイレンを鳴らしながら進入してくると、仲間に負けじと小川のカエルがゲコゲコ。なんともどのかなエアショーなのである。こんなサイレンを鳴らしながら犯人の乗った車をヘリコプターがチェイスすることがあるのだろうか、日本で。あるとしたら、私も一度追われてみたい気がする。11:00-11:15
pitts ロック岩崎のピッツも非常に撮影しやすい。快晴ならなお良かったのだが。11:20-11:50
pitts この小さな飛行場にはROCKのピッツがいやに似合っている。でかい基地ではかすみがちな演技もここでは光る。小型機ならではのアクロの醍醐味を見せつけてくれた。11:20-11:50
t4 飛来し地上展示されたジェット機は、輸送機を除けばこのT-4のみ。ギアアップするタイミングで撮影するため、勘を頼りに滑走路長を目で測りながらポジショニング、なんとかモノにできた一枚。帰投するT-3。ニッコールレンズ80-200mm /f2.8使用。いかに滑走路が近いかわかると思う。15:00頃
uh-60 デジタルカメラ、NIKON COOLPIX950、フルオートモードにて撮影。画質はノーマルモード、つまり約1/8に圧縮して、この画質。特殊な被写体ではPHOTOSHOPにて多少補正が必要ですが、スキャナーでフィルムを読みとった時よりも簡単な補正ですみます。ゴミもほこりも気にする必要はないし、シャープネスをかけても粒子というものがないからざらつきもないし、モニターで鑑賞するには最適と言えます。14:30
blueimpulse(mono) ブルーインパルスは浜松基地からのリモート。第一区分を実施したが、うっすらと雲のかかった空をバックに白いスモークでは、あまりぱっとしなかった。最後に1機づつ通過してパイロットを紹介するところはリモートならでは、ですね。13:30-14:00



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