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レッドブルエアショー


RedBull flying over Yokohama Bay

"RedBull"はオーストラリアの栄養ドリンクの名前だが、RedBullエアレースはパイロンの間を縫うように駆け抜けるエアレースの一種で世界中で開催されるビッグイベントだ。日本の航空ファンにとっては"RedBull"はドリンク剤よりエアレースの方が有名である。チーム、ディープブルースのメンバーで、曲技飛行パイロットとして各地のエアショーで活躍する室屋義秀氏は、RedBullのアスリートとして登録され、将来RedBullエアレースにも参戦予定。
今回の横浜港上空でのエアショーは、ほんの一部のエグジビション。いずれ各国からエアレーサーを招いてここ横浜で本格的エアレースが見られるかもしれない。

小型ヘリコプターR44と横浜インターコンチネンタル・ホテル R44と観覧車「コスモクロック」 海上保安庁横浜海上保安部 海上に設置されたふたつのパイロンの間をすり抜けて飛ぶRedBullのエクストラ300S
RedBull RedBull RedBull RedBull
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飛行機はドイツのExtra Flugzeugbau社のエクストラ300という曲技飛行専用に作られた軽飛行機。

正午、はるか東の上空から現れたと思うと急降下で港内に進入、停泊する客船「ふじ丸」の横を低空で通り過ぎると、再び上昇し、まず上空でアクロバット飛行の演技を披露。曇り空のためいまいち見栄えしなかったが、赤レンガ広場に集まった観光客を沸かせるには十分だった。

ひととおりのエアロバティックを終えると、その後は海上に立てたパイロンの間を何度もフライパス。これだけ迫力ある低空飛行はこの辺では見た事がない。赤レンガ倉庫、海上保安庁、ワールドポータース、大桟橋など横浜ならではの景色をバックに飛ぶエクストラ・・・それだけで楽しい。

と言うわけで、12:00と15:00の二回、各15〜20分だけのミニエアショーではあるが、「一見の価値あり」だった。晴天だったらさらに人出も多く盛り上がったことだろう。


【EXTRA300のスペック】
エンジン   Lycoming 300 hp 6 Cylinder AEIO - 540 L1B5
プロペラ   Composite Constant Speed Propeller - MTV 9-B-C/C 200-15 three-Blade
座席数   2
最大重量   950 s
基本重量   670 s
最大スピード   408 km/h
曲技速度   293 km/h
最大上昇率   3,200 fpm
失速速度   105 km/h
航続距離   767 km
FAA認定最大荷重   +/- 10 Gs
全長   6.7 m
Wing Span   8 m
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【撮影機材】 NIKON D3, NIKKOR 80-400mm


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