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毎年ネバダ州リノ市の郊外で行われる、世界唯一の飛行機のレースをご紹介いたしましょう。2002年の場合 Renoはリノと発音します。レノではありません。ちょっと前まで「航空ファンならリノを見て死ね」なんて言われていたほど素晴らしい空の祭典です。それは海外旅行が困難だったころの話。いまはリノを見ても死ぬ必要はありません。リノは同じネバダ州にあるラスベガスを小さくしたような所です。カジノとショービジネスの町です。24時間眠ることがない町です。ネバダ州では観光が大きな収入源になっています。その中心街から車で20分くらいのところにステッド飛行場というのがあります。世界一のスピードを競うエアレースはここで開催されます。 繁華街の近くにあるリノ空港には直接日本から乗り入れる便はありません。サンフランシスコかロサンゼルスからの乗り継ぎになります。リノ空港についたらレンタカーを借りなければ行けません。レンタカーは1週間借りても300ドル前後でしょう。(なお国際免許は日本で、自動車免許証とパスポートがあれば最寄りの警察署あるいは運転試験所ですぐに発行してくれます。) この町の宿泊には苦労しません。ラスベガスと同じでホテル、モーターインがたくさんありますから。でも早めに予約して置いた方が安心ですね。一泊50ドルから120ドルくらいが目安だと思います。 ホテル(またはモーターイン)からは395号線に乗って北に行けばステッド飛行場のサインがあります。395号線からLEMON DRIVEを右折、1マイルくらい行ったところを斜めにMILITARY ROADに入ると早いです。エアレースの開催時にはちゃんとドライブコースの指示が出ますからそれに沿っていけばいいし、それでなくても当日はエアレース見学の車がたくさん来ますから道に迷うことはありません。アメリカの道はいたって簡単です。普段都会で運転している人ならば、どこへ行っても怖くはありません。ただその土地の交通ルールに従う事が大切です。アメリカの場合、都会に行けば行くほどルールは厳しくなります。ニューヨークなどでは簡単に檻の中にぶち込まれますので、気をつけましょう。 レンタカーを借りたりホテルや航空券を予約したりするのが面倒なひとはツアーで行くのが安心です。日本からのリノエアレース見学ツアーは毎年いくつかの旅行会社で企画されています。ただしツアー料金は高くつきます。たとえばリノに4泊、つまりレースを3日間フルに見学するとして、自分で予約した場合にはレンタカー料金も含めて18万円くらいであがりますが、これがツアーですと25万円くらいでしょうか。レースの行われるステッド飛行場までの往復は、毎日バスの利用になります。 実際のレースは4日間行われます。最後の二日間が土曜日、日曜日になるように予定が組まれます。4日間を戦って日曜日最後のレースで優勝が決まります。 それから、砂漠と言うとサイドワインダー(毒蛇)、とかサソリ、コヨーテなど物騒な生物を想像しますが、ネバダ州は標高も高いので、アリゾナ州に比較してそのような生き物は少ないようです。アリゾナのような背の高いサボテンもここでは生育しませんからね。 あーそれから、RENOの町から遠くないところに「Mustang Ranch」というゴージャスで清潔なネバダ州公認の売春宿がありましたが、今ではもうこういう商売は流行らないようで、近年ついにクローズしてしまいました。盛んだった頃には、世界中から色々な人種の美女が集まって来る売春宿で有名でした。残念に思っている人も少なからずいるはずです。 |
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